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Home > なのフェイパラレル中編【Bittersweet love】 > ぱーられるつづくーよ~

ぱーられるつづくーよ~



はい、びたーすうぃーとらぶ続きです。
はふー。
リアルで塾いったあとに塾の話かくとか( ´∀`)

そういえば。
来週の水木金、修学旅行なんですよねー

きょうと!きょうと!まいこはん!(だまれ















びっくりした。

そりゃあもう、盛大に。



「初めまして。今日からこの塾の講師を勤めさせて頂く事になりました、フェイト・T・ハラオウンです。
短い間ですが、どうぞ宜しくお願いします」


赤いフレームの小さな眼鏡を掛けているといえど、彼女のことを見間違えるはずがない。

綺麗な金髪を靡かせたその人は、間違いなくあの公園で出会ったフェイトさんだった。


「…………嘘……」

にっこりと微笑むフェイトさんに、私はただ呆然とすることしか出来なかった。







~Bittersweet love~ 2







授業はほとんどと言っていいほど、頭に入ってこなかった。
まあ、当たり前だと、思う。
出会った初日にキスをされた人が、なんと私の塾の講師になるなんて。

神様って、ほんとにいるのかも。
なんて思ったり。

ホワイトボードにつらつらと文字やらなんやらを連ねていくフェイトさんは、あの日のことなど全く気にもしていないような雰囲気だった。
それも、まあ、当たり前なのかな。

私にとっては初めてのキスだったのだけれど、フェイトさんにとってはそうでないかもしれないのだし……



みたいなことを考えていたら、いつの間にか授業は終わっていた。

「今日はこれまでです。分からなかったとことかは、遠慮しないで訊きにきて下さいね」

一斉に教室がざわめいた。
さっさと帰宅する人、友達と駄弁る人など、その風景はいつもとなんら変わりは無い。
しかし、いつもならとっとと一直線に出口に向かうはずの私は、すぐさまフェイトさんの傍へと歩み寄った。

「あ、あの……」
「あれ、高町さん? 質問かな」

あ、名前覚えててくれたんだ……
あれから二日も経っているのに……

……じゃなくて。

「えと、そうじゃなくて……」
「ふふ、冗談だよ。
嬉しいな。覚えていてくれたんだ」
「忘れるはずないじゃないですか……」
「まあ、確かに」

笑いながらプリントなどの整理をするフェイトさん。
邪魔しちゃ悪いかな……

「あの、いつ頃終わりますか?」
「ん? ん~……今日は初日だし、直ぐに上がれるとは思うけど」
「じゃあ……待っていても、いいですか?」
「え?」

あ、あわわ。
フェイトさん唖然としちゃってるよ。
やっぱし迷惑だったかな?

「あ、いや、ご迷惑でしたら……」
「ううん、嬉しい。でも、高町さんは平気なの?
遅くなったら、ご家族に心配がかかるし」
「それは、平気です。携帯で連絡しておきます」
「そう……なら、なるべく早く終わらせるね」
「は……はい!!」

こんな風に喜んだのは、いつ振りだろう。
こんな風に誰かに笑顔を見せるのは、いつ以来だろう。

教室を出て、家族に電話を掛けながら思っていた。

お母さんは、少しは心配したものの、私の必死さに免じてOKを出してくれた。
ぱたんと携帯を閉じ、ポッケにしまう。

吐く息は白い。
少し寒かったが、不思議と体は火照っていた。
いや、正確には、顔が。

ぼけーっとしていたら、足音が聞こえた。
本当に言葉通り、フェイトさんはもうかと言ってしまうほど早く来てくれた。
あの日と同じコート羽織ったフェイトさん。
そのせいか、あの日のことを思い出してしまって、顔が熱くなっていくのが分かった。

「御免ね、待った?」
「い、いえ、全く……」

車が行き交う暗い夜道。
いつもは一人でちょっぴり不安だったけど、今日は平気だ。
違う意味で、平気じゃない気もするんだけど。

「あの、フェイトさんはどうしてあの塾へ?」
「ちょっと、頼まれてね。私の知り合いがあそこの塾長で、只でさえ人手不足なのに、一人講師が病気で倒れちゃったから、その人が直るまでの代わりをしてくれって。
前にあそこで働いていたこともあるし、臨時の講師ってことで」
「へぇ~……」

……あれ?
じゃあ、もしかして。

「はやておねえちゃんの、知り合い?」
「え?
お、おねえちゃん?」
「あ、いや、たまたま近所でよく遊んでもらっていたってだけなんですけど…!」
「へえ……そっか、はやてがよく話してた、可愛い妹みたいな女の子って……」

あう。
はやておねえちゃん、フェイトさんに私のこと話してたんだ……
っていうか、世間って本当に狭いんだなあ。


「……となると、はやては恋のキューピット、ってことになるのかな?」
「ふぉえ!?」


恋。コイ。鯉?

「あふぇ、あわ、え、ええ!?」
「あははっ。真っ赤だよ、高町さん」

あわあわしている私に、フェイトさんは余裕の表情。
ず、ずるい……


でも、確かに、そうかも。
はやておねえちゃんの御蔭で、こうやって共通の話題も出来て、いつも寂しい帰り道が、とっても幸せな道に変わったわけだし。

フェイトさんと他愛ない話題で盛り上がっていると、直ぐにあの公園に着いてしまった。

「何か飲む?」
「あ、はい」

私はポケットから小銭入れを取り出し、白い光を出す自販機に小銭を入れた。

「えっと……」

やはり、コーヒーにするべきかな…
そう思って、私は缶コーヒーのボタンを押そうと指を伸ばした。


しかし。


「ね、高町さん。
ほんとは、コーヒー苦手なんでしょ?」

優しく、細い指がそれを静止した。

「あ……」
「高町さん、実は甘党じゃない?」
「う……」

図星を衝かれ、思わず渋い顔をしてしまった。
まずい。これじゃあはいっていっているようなものだ。

こ、子供っぽいって思われたかな?

なんて私の思考をよそに、フェイトさんは柔らかな笑みを浮かべていた。

「実はね、私もなんだ」
「……はい?」

私が呆気にとられている間に、フェイトさんは私の手から指を離し、自販機へと寄せる。
その先には、私が大好きな飲み物の、とびきり甘いキャラメルミルクがあった。

「これ、好物」
「え、ええええ!!」
「視線がこっちに泳いでたの、丸分かりだったよ。
実は高町さんも、これ好きなのかなぁって」

あ、当たってる…
凄いなあ、フェイトさん。
いや、私が分かりやすいだけ?

結局キャラメルミルクを二つ買った。
フェイトさんが甘党だったなんて、驚きだ。

私はベンチに腰掛け、噴水を眺めた。
寂れた公園だけど、あの噴水の水だけはいつも綺麗に洗浄されてた。




「あの……フェイトさん」
「ん?」

暫らく、といっても数分だったが、経ってから、私は意を決してフェイトさんに声を掛けた。
フェイトさんは視線をこちらには向けず、噴水を眺めキャラメルミルクを飲んでいる。

「あの、私、考えたんですけど……」

フェイトさんは無言で、噴水を見つめ続ける。

「私、その、遊びでも……いいです……」


その言葉に、ようやくフェイトさんはこちらを向いた。
驚いているようで、意外に思ったような目。
変に思われただろうか……

赤い瞳が私を射抜く。
眼鏡も素敵だったけど、裸眼のほうが、綺麗に見えるな……


「――……高町さんはそれでよくても、私は嫌なんだけどな」

「え?」


フェイトさんの匂いが、
肺一杯になった。

温かい。

抱きしめられたと分かったのは、そんなことを思った後のことだった。












え。
なのこのおわりかた。
つづくの?(こら



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