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Home > なのフェイパラレル中編【Bittersweet love】 > (´・ω・)

(´・ω・)


まさかの

完結できなかったパターン(

…すんませ

なんかもう最終回前編と後編に分けちゃえばいいじゃない☆
とか思ったりー(もう去れ


というかシリアスな小説の書き方を忘れた。
ギャグ書きやすい(´ω`)


あと二三話やっちゃいます(えー


というわけで
追記よりビター(略)続きです。

なんかもうあえて言うならカオス。
gdgdすぐる。氏ぬ。











闇に、闇を塗ったような空間だった。

無機質な機械が並べられたその部屋は、塵一つ落ちてこそいないが、暗く重苦しいものであった。
その部屋に、一つの足音が響く。

「ふふ……準備は整ったかい? ウーノ」

肩まである髪を靡かせ、その男性は後ろを歩く女性にそう言った。
ウーノ、と呼ばれたその女性は、前方の男性、スカリエッティに答える。

「はい。フェイト・テスタロッサの居場所は、ある程度特定できております」
「ふふ……Fの遺産か……
実に興味深い。
今まであの家の力のせいで手を出せなかったが、もうそれを恐れる必要もない。

彼女の下の人間は、全て私が支配したのだから……」


笑い声が木霊する。
森林に囲まれたそこは、烏や獣が鳴き声を唸らせる無法地帯。

そこは、フェイトの次の、移住先だった。







~Bittersweet love~ 12







水を吸い、重くなった靴を引きずり、私はマンションに帰宅した。
何も無い。
音は、雨の降る雑音のみ。

「…………――」

声にならない声をあげる。
痛さと、絶望。
それは、身体を支配するように巡り、締め付ける。

彼女の名を呼びたくなる。
でも、きっと呼んだら耐えられなくなってしまう。

私は濡れたままで室内へ入り、机にうつ伏せた。

はやての、あの顔が私を責め続けているような気がしてならなかった。
それでいいのか?
私は、それでいいのか、って……

「………いいわけ、ない……」

出た言葉に、私はそれを潰すように拳を握った。
なのはと、愛した人間と、離れること。
これが、こんなにも辛く、苦しいことだとは思っていなかった。
それを、幼かった頃に一度味わっているからか、余計にその恐怖は増していた。

震える身体を腕で押さえつける。
雨の音が鼓膜を叩き、それが余計に私を弱くさせているような気がした。

気持ちが繋がった分、離れるのも辛くなる。
きっと、分かっていたら、愛さなかった。
どうして……



零れそうになった涙を、

その『音』は掬い上げた。




「っ……!?」

来訪者は更に自分が来たことを伝え続ける。
私は重い腰を上げた。

鳴り響くその音は、魚眼レンズを覗くことさえ許さなかった。
冷たいドアノブを握って、私はその扉を開く。

「…………フェイトさん」
「! ―――……」

身体中の力が抜けていく。
その場にへたれ込むかと思った。

「……お話が、あります」

なのはは薄い唇を動かしてそう言った。
濡れた髪。強い意志を持った瞳。
私は――

「フェイトさ、……!」
「…………」

濡れて冷えたこの身体では、彼女のことを温めてあげることができない。
それが歯がゆくてならなかった。

「なのは……何しに、来たの?」
「フェイトさん……
私、フェイトさんと離れたくないんです」
「…………」

小さな肩だった。
その声も、小さかった。

「なのは……話、したよね。
私、ここには残ることは」
「リンディさんに、会いました」

ぽつりと呟かれたその言葉。
私はその名に、一瞬だけ身を硬直させた。

「………そう」
「フェイトさん。
フェイトさんは、勘違いしています。
フェイトさんの周りの人は、もっと温かくて、優しくて、強い人ばかりです。

そして皆、フェイトさんの幸せを願っています。
フェイトさんがフェイトさんらしく生きてくれることを望んでいます」

なのはが私から身体を離し、射抜くような瞳で私を見た。
握られた肩に熱が篭る。
温かかった。

「それなのに、フェイトさんが逃げてばかりいたら、そんな人たちの思いを踏みにじっているも同然です!
フェイトさんは、もっと戦って、その人たちの想いに応えるべきなんです」

優しい瞳だった。
だからこそ、その壁を壊してしまう力に、なってしまったのかもしれない。

「……なのは。
現実って、そう上手くはいかないものなんだよ。
私は、普通の人間じゃないんだ。
今の問題が解決したとしても、次から次へと、もしかしたらなのはにまで危険を被らせてしまうかもしれない」

なのはの髪を撫でる。
柔らかなそれは、濡れていても温もりを失っていない。

「でも……っ!
逃げてばかりいたら、訪れるかもしれない幸福さえ、逃してしまいます!
フェイトさんは、それでもいいんですか!!」

『ホンマにそれでええんか……?
フェイトちゃんは』

髪を撫でる指が止まる。
動揺を隠せない自分に腹が立った。
なのはは険しい目で、そしてどこか寂しそうな表情で、私を睨んでいた。

「…………いいわけ、ないよ……

でも、だって!
だから、どうしろって!?
周りの人たちの優しさに、リンディさんに、クロノに、皆に甘えて、それで私一人幸せになって――!!
そんなの、許されるはずが無い!
私は……私は、普通の幸せを送っちゃ、いけない人間なんだ……!」

言っている途中で、涙が零れた。
私の言葉こそ、なのはへの甘え。それが分かっていながらも、私の感情の崩壊は止められなかった。

「フェイトさん……――
そんなこと、ないです。
もっと、強い心を持って下さい。
そんな風に自分を追い込んでばかりじゃ、苦しくなるばかりです!

フェイトさんならきっと、自分の望む未来を掴むことができる筈です!!」

その言葉に、私は怯み、後ずさりをした。
どうしてだろう。
どうしてこんなに、揺さぶられるのだろう。
なのはの一言一言に、たった一音にさえ、私が諦めていた希望という光を注ぎ込まれている気がする。

「フェイトさん……」

その声に、私は、追い込まれた。

「そうだよね……
なのはには、分からないよ。
私の苦しみも、恐怖も、絶望も……

だって、なのはは、私と違って普通に生まれて、普通に育って、本当の両親に愛されて、私とは正反対の人生を送ってるんだから――!!」

言った瞬間。

私の世界が、壊れたような気がした。



――私の頬に、

はやてが寸前で止めた掌が、打たれた。


「っ………――」

怒らせた。
そう思った。

だけど、なのはの目は私の予想したそれとは異なり、

とても、
寂しそうな色を滲ませていた。


「………御免なさい。
今、フェイトさんが、はやてお姉ちゃんを打った気持ちが、本当に分かったような気がします。

………フェイトさん」

なのはが私の頭を撫でた。
その微笑みは、私の強張った顔を崩させる。

「私は、フェイトさんの傍に居たいと思っています。
フェイトさんは、違いますか?」

掌は、痛みの走る頬へと下った。

「………私、は」
「……フェイトさん。
御免なさい。これは、私の我が侭です。


――私に、貴女の隣を歩ませては、くれませんか?」

蛇口を捻ったように、その涙は流れた。
声が出ない。

「な、のは……」
「フェイトさんが、掴もうと思えば、フェイトさんの先には未来があるんです。
フェイトさんが、苦しんで、恐怖の果てで過ごした過去の辛さは、私には分からないし、変えることも出来ません。

けど、未来なら、フェイトさん次第で、どうにでもすることが出来るんです。
それに……
そんなにフェイトさんが、“愛”を求めているのなら、私がフェイトさんを誰よりも愛し続けます!
フェイトさんを抱きしめて、一緒にお話して、一緒の時を刻みます。
それに、リンディさんも、本当のお母さんじゃないけど、フェイトさんのお母さんになろうと一生懸命でした!
フェイトさんの幸せを一心に願っていました!

フェイトさんは、フェイトさんが思っているより、ずっとずっと、今の家族から愛されています!」

なのはの言葉を遮るように、私はなのはを抱きしめた。
震えていた。
なのはも、私も。

「だから……お願いです……
諦めないで、一人で辛い思いをしないで……
フェイトさんは、一人なんかじゃありません」

ああ、そうだ。
私は、馬鹿だった。
勝手に一人になって、逃げて、辛いと言って。

私はきっと世界一幸福な人間だ。
こんな弱い私を愛してくれる人が居て、戦う勇気を与えてくれるのだから。

「ありがとう、なのは……
私、幸せに、なれるかな?」
「……はい。必ず、幸せにしてみせます」

なのはの瞳は、涙で滲んで、それでも綺麗な蒼色だった。
この青空に魅せられて、私は――

「……なのは」
「……フェイトさん……」

そして、自然と、私達は唇を――









「……はやてさん」

フェイトが八神塾を飛び出して間もない、その時。
リインは壁に拳を当てて俯いているはやてを見て、声を掛けた。

「どうしました? はやてさんらしくもない」
「………帰りぃ。今日は休みや」
「そうはいきませんよ。
……これは個人的に、今のはやてさんを一人にしたくはないんです」
「…………」

はやては壁から身体を離し、椅子の上に座った。
腕を垂らし、リインに背を向けている。
リインは目を細め、掌を握った。

「……はやてさんは、なのはさんのことを、好きなんですよね……」
「…………」
「出会ったときから分かっていました。
はやてさんがなのはさんを見る目は、私がはやてさんを見るそれと、全く同じでしたから」
「……ほう……
ついでに、その想いが叶わないゆうとこまで同じか。
そりゃ、大した偶然やの」

肘を机に乗せ、手を頭に当てて、はやては笑った。
苦い嘲笑だった。
リインははやての背中から目を逸らしそうになる。
しかし、リインは逃げるという行為をしたくなかった。
きっと、チャンスを伺いすぎて、沢山のチャンスを逃してしまっているから。
きっとこれが、最後のチャンス。
そう思ったから。

「いえ……
私にはまだ、チャンスがあります。
私が、はやてさんの一番になれば、いいだけなんです」

リインの言葉に、はやては瞳を凝縮させた。
それは、怒りからか、悔しさからか。
純粋な心ではやてを追い込むリインの存在は、今のはやてにとっては苦しみを与える存在以外の何者でもなかった。

「……ウチの一番は、変わらん。
いつまで経ったって、ウチの一番はウチが認めた只一人だけや」

はやてはリインに顔を見せ、その言葉の重みをリインに分からせた。
その横顔は、はやての想いの強さ、揺るがない気持ちを、表していた。

「いえ。それでも、諦めません。
私の一番がはやてさんである限り、私ははやてさんを追い続けます。

……ですから」

リインは笑った。
はやての暗い部分を、光で埋め尽くすように、花のように。
その笑顔は、決して偽りのものなどではない、

「きちんと、自分に決着を付けてきてください。
はやてさんの一番を、気が済むまで追って下さい!

――私は、そんなはやてさんのことが好きなんです。
昔からずっと、一途なはやてさんが好きなんです。

こんな形で、はやてさんの恋を終わらせてしまっては駄目です。
きっと、後悔しますよ……?」

真実の笑顔と、言葉。

「…………」

はやては、呆けた。
何かの聞き間違えかと思って、リインの笑顔にそれを否定される。

「……何や、それ」

はやては笑った。
目尻に浮かぶ水を、そっと拭った。

「ほんま、あんたのお節介ぷりには呆れてものも言えへんわ。
………ほんま……」

はやては立ち上がる。
自分の弱さ、狡さ、全ての不の部分を、この少女に教えられた気がした。
そしてこの笑顔に、それに打ち勝つ勇気を貰った。
その無垢な瞳は迷うことさえ馬鹿馬鹿しく思わせる。

はやては踏み出した。
リインは、はやてが離れていく足音を聞く。

そして。

「――はやてさん!」

きっとそれは、リインの、リインなりのけじめの付け方。

「頑張って下さいね!」

はやては一瞬、立ち止まった。
そして、自分がリインに対して何故、あんなにも苛立ちを見せていたのか、気が付く。

それは、リインの強さへの嫉妬。
素直に気持ちを伝えることが出来なかった自分は、彼女の笑顔が眩しすぎたのだ。

今なら、その笑顔に応えられる気がする。
はやては、振り返った。

「――おう!」

それだけ言うと、はやては走っていった。
リインは清々しい顔で、そして、瞳の奥に寂しさを少しだけ滲ませて、それを見送っていた。











重ねようとして、それは憚られた。

鳴り響いたのは、一本の電話の音。
床に無造作に置かれたそれは、沈黙していたその空間には煩いほどの音を放っていた。

「………ごめん、なのは」
「いえ、どうぞ」

私はなのはから身体を離し、受話器に手を伸ばした。
安定した心だった。
身体には温もり、背中には心地よさ。
全てが、なのはのお陰だった。
そして、もう一度、彼女とずっと一緒に居たいと、願ってしまった。
私は――


「……はい。フェイト・T・ハラオウンです」
『フェイト!?
大変よ、今ジュエル・スカリエッティから連絡があって……』

リンディさんからの電話だった。
その焦り様は、自体の深刻さを物語っていた。
聞きたくない名を聞き、そしてその言葉に、私は驚愕した。


「え――……」


リンディさんの言葉は途切れた。
いや、私の脳内が真っ白になり、声が入ってこなかっただけ、なのだろう。

「……フェイトさん?
誰からですか?」

なのはの声すら逃しそうになった。
私は平静を取り戻そうと、その声に返事をする。

「……リンディさんから……
出発が、今日に変更になったって……」

なのはが事実を飲み込められていないのが分かった。
私も同じだ。
一体何の嫌がらせなのか……
理解が出来なかった。

「……フェイトさん」
「うん……
大丈夫。私は、ううん。私たちなら、大丈夫。

だよね、なのは」

なのはは一瞬きょとんとした顔をしていたが、直ぐにいつもの、いや、いつも異常に輝く笑顔でそれに答えてくれた。

もう、迷わない。

そう、思えた。






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