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Home > なのフェイss > 久しぶりに

久しぶりに


なのフェイらしいなのフェイが書きたくなったので。

ちょっぴり劇場版まだかなぁとかそんな想いがこめられていたりなかったr(ry

がんばったよ!たくさんかいたよ!
と思ったらそんに量なくてorz

でも内容は!
とか思ったら読み返すとあれ?

深夜のテンションカオスってる。
どうぴよはずかし(穴に入れ

もともとは次回作長編の予告だったssです。
気付いたら普通の短編になってました。ばろすwww

というわけで追記より短編ssです。
なにやらかっちょいい題名ですがこれも元長編の名残だったり。
でもどこかで聞いたフレーズだからやめみたいな

なんとか題名に話をこじつけられた、気はする。多分。

コンセプトは本編にできるかぎり近づいてなのフェイ。
そんな感じです。(訳分からん












いつまでも、いつまでも。
変わらないもの。




『 Dreams Come True ~君がくれた永遠を~ 』




沢山の笑顔と、
沢山の愛をくれた。

「――おめでとう」

深夜。
私より帰りが早かったなのはは、私の帰りを待っていてくれた。
ヴィヴィオは寝室でぐっすりと眠っている。
温かいホットミルクと、熱いお風呂でなのはは私の疲れを癒してくれた。
なのはも疲れているはずなのに、なのはは笑顔で私を包んでくれた。
そして、今は交代ですることになっているマッサージをして貰っていた。
最初は私、次はなのは。
なのはのマッサージは、私のそれより何倍も上手い。
大分身体が解れてきた頃、なのはは唐突にそんなことを言った。

私は、今日が何かの記念日か思い出そうと頭を回らせた。
確か、今日は……

「忘れちゃった?
初めて心を通わせた日」

……そうだ。
今日は、私たちの大切な日だった。
忙しくって、すっかり忘れてしまっていたけど……

「最近、色々あって会えなかったり、去年は六課でばたばたしたりしてて、言えなかったでしょ?
だから、言っておこうかなって」

確かに、あっと言う間に過ぎた一年だった。
あの頃に比べれば、ヴィヴィオという娘も出来て、仕事が忙しいのには変わりは無いが、一応は『家族』という形で私たちも落ち着いた。
この体勢では見えないけれど、きっと今、なのはは穏やかな笑顔をしているのだろう。
同じ事を思っていてくれたら、一層幸せだ。

「そうだね……
色々あったけど、あの時のことは今でもはっきり覚えているよ」
「私も……
フェイトちゃんのおかげだよ?
フェイトちゃんが居たから、こうして、沢山の仲間と、友達と、今を生きている」
「それは、私だって。
なのはのおかげで、私は幸せで、笑っていられて、エリオやキャロみたいな子供たちの心を救える……」
「それに、大好きな人と、こうやって一緒に時を刻んでいける」
「うん……
ふふっ、何だか少し恥ずかしいかな」

なのはが会わせてくれた友達のこと、私を引き取ってくれた母さんや、私を守ってくれた色々な人たちのことを思い出し、感慨深くなる。
執務官という目標を持ったのは、確か本局に来たのがきっかけだったか……
なのはが武装隊に入るというのを意識し始めたのも、あの時からか。
色々と、懐かしい。

「沢山のことが重なって、そして今がある。
一つひとつが、大切なこと。
そして、その中のいつにだって、フェイトちゃんは居てくれた」
「私も。いつだって、なのはが居てくれたから、私はここまで来れた」

なのはの背中の温もりが、増したような気がした。
一体今までに何度、この掌に救われたことだろう。
なのはが居て、今があって。
これ以上の幸せが、他に存在するのだろうか?
そんなことを思ってしまうほど、その温度は温かく、優しかった。

「……なのは」
「ん?」
「大好き、だよ」
「………うん。私も」

いつも普通に言っていた言葉だけど、改まるとやっぱり恥ずかしい。
でも、その分だけ心が通じ合っているような気分になれて、嬉しかった。

なのはのマッサージが終わり、私達は少しだけ今日の日のお祝いをすることにした。

何枚かのクッキーと、一杯の紅茶。
夜なので、クッキーも紅茶も砂糖は控えめのものだ。

「久しぶりだね、こういうの」
「ヴィヴィオには悪いけどね。後でとびきり甘いのを食べさせてあげようか」

紅茶のいい香りが広がる。
微糖でも、なのはと一緒に飲むと心なしか甘く感じる。
なのはは微笑んで、紅茶を啜っていた。

なのはの幸せそうな顔を見ていると、私まで幸せになれた。
いつだってそうだった。なのはの幸せが、私の幸せで。
なのはが悲しんでいるときは、一緒になって悲しんだ。
強がりななのはは、中々私に弱気な部分を見せてくれないけど、なんとなく顔色や声色などで分かってしまう。
今のなのはは幸せそうだが、悩むときにはとことん悩むなのはは、今のなのはからは想像も付かないほど辛い顔をする。
でも、そのことが解決する度に、なのはは花のような笑顔を……

「おーい、フェイトちゃーん? おーい」
「え、あ、え? な、何? なのは」
「どうしたの? ぼうっとしちゃって。暗くなったりにやけたり」
「え、にやけてた?」
「うん。何考えてたの?」

なのはが私の顔を覗き込んでくる。
そんな瞑想してたのか……恥ずかしい。

「え……っと。
な、なのはの、こと?」
「私のこと?」
「う、うん……」

なのはの怪訝そうな視線が痛い。
私のこのなのはのことを考え始めると周りが見えなくなってしまう癖はどうにかならないものか。

「ふぅん。どんな?」
「え、えと……
なのはの笑顔は可愛いなぁ、って」

都合の悪い部分は言わない。仕様だ。
なのははきょとんとしたが、ちょっぴり顔が赤くなっているのが分かる。
この顔も可愛いな、なんて。

「それだけで、あんなにぼーっとする?」
「あ、あはは……
ほ、ほら、夜遅くなると朝大変でしょ? そろそろ寝ようか」
「……納得いかない」
「ははは……」

無くなった紅茶とクッキーの容器を台所に運ぶ。
なのはは不服そうな顔をしていたが、そんなに気にはしていないようだ。
再びリビングに戻る頃には、私の背中に抱き付いて甘えてきたりしていた。

「ん~。あったかい……」
「もう、寝惚けてる?」
「フェイトちゃん~」

ふにふにとほっぺを擦り付けられる。
柔らかいな……

回された手を取って、握る。
この手も、柔らかい。

「なのはも、あったかいよ」
「えへへ」
「ふふっ。なのは、子供みたい」

朝になれば、エースオブエースとして戦場や教導で空を駆けるのだろうが、私にだけはこういう姿を見せてくれる。
少しだけ優越感に浸った私は、なのはの温もりを全身で感じた。

目を瞑って、しばらく経った。
なのはの手の力が、少し強まったのが分かった。

「……なのは?」
「ん……ごめん。色々、思い出しちゃって」
「なのは……」

背中に、冷たい水が零れる。
そうか……
きっと、なのはの歩んだこの十年間は、私の何倍も大きい。
救った心、育てた思い。
まだまだ続くこの道も、きっと全部が宝物。

「……悲しみで流れる涙は、止めてあげたいけど。
今のなのはの涙は、違うよね」
「…………」
「きっと、幸せだから、流れる涙」

開いた目を再び閉じて、私はなのはの手を握る力を強める。
背中に染みる涙に、熱が篭るのが分かった。

「……そう、かも。
不思議だね。悲しくないのに、涙が出るなんて」
「うん……でも、きっとすっきりすると思うよ。幸せを、実感できて」
「そう、かな……」
「うん。きっと……」

なのははその後、僅かな間だけ、私の背中を濡らした。
その痕を見て、なのはは申し訳なさそうになっていたけど、私が幸せの証だと笑ったら、なのはも少し笑ってくれた。

あと少しで十二時を越える。
私はそろそろ寝ないとなと思い、寝室のドアに近づいた。
すると……

「んー……」
「へ?」

小さな呻き声と共に、一人でに扉が開いた。

「ままぁ~」
「ヴィ、ヴィヴィオ? どうしたの?」
「起きちゃったのかな?」

なのはも驚いたのか、直ぐに駆け寄ってきた。
ヴィヴィオは眠いのか、目を擦っている。

「ん~……おしっこぉ」
「お、おしっこ?」

本能なのか、とてとてとヴィヴィオはなのはの方へ向かって行った。
太ももに抱きつくヴィヴィオが、ちょっと羨ましいなとか思ったり。

「もう。寝る前に行かないと駄目でしょ?」
「ん~、洩れるー」

さすが、と言うべきか……
先程までの弱気な態度などすっかり無かったように、なのはは母親をやっていた。
ヴィヴィオは取り合えずなのはに任せて、私はベッドメイクでもしようかと寝室に入って行った。
小さなランプを灯すと、部屋が暗いせいか、眩しいくらいの明かりに感じた。
三人で寝られるように、広いベッドが部屋の殆どを埋めていた。
それでも、くっついて寝るので、実際はそんなに広くなくても充分だとは思うのだが。

ベッドが整った頃、なのはとヴィヴィオが戻ってきた。
ヴィヴィオの目が冴えてしまわないか心配はしたが、どうやら杞憂だったらしく、一度大きく欠伸をしたヴィヴィオは布団に潜り込むとぐっすりと眠ってしまった。

「は、早いね」
「うん……さすが子供」

可愛い寝息を立てるヴィヴィオに、どこか昔のなのはの面影があるのは気のせいだろうか。
やはり親子は、血ではなく、一緒に刻む時の絆なのか。

「……どうだろうね、なのは」
「え? 何が?」
「親子ってさ。
ほら、この寝顔。なのはにそっくり」
「そうかな?」
「そうだよ。ずっと見てきたんだよ? 間違いないって」
「……親子、か。
私、ちゃんとヴィヴィオの母親になれてるのかな」
「なれてるとかなれてないとかじゃないよ。
ヴィヴィオの母親は、なのはだけだよ」
「………そう、かな」

なのはがヴィヴィオの頭を撫でる。
ヴィヴィオの幸せそうな顔に、私は思わず綻んだ。

「そうじゃなきゃ、こんな幸せそうな顔、きっとできないよ」
「うん……そう、だね」

寂しそうな横顔。
その横顔を、忘れないように目に焼き付けてから、私はなのはを抱きしめた。

「ふぇ? ふぇいと、ちゃん?」
「そんな顔しないで、ね。
幸せで一杯だって、世界一幸せなんだって、そんな顔見せてよ。
だって、なのはは今、幸せでしょ?」
「っ…………うん。幸せ……多分、誰よりも。
そうだよね。ちゃんと噛み締めないと、損だよね」

ぎゅっと抱き付くと、同じようになのはは抱き返してくれた。
その温もりを離さないよう、私達はベッドに入った。
真ん中のヴィヴィオを起こさないよう、私はなのはの手を握る。

「おやすみ、なのは」
「うん。おやすみ、フェイトちゃん」

おやすみのキスをして、私は枕に頭を預けた。
なのはがランプの明かりを消すと、周囲は暗くなる。
暗闇に目が慣れると、月明かりが差してきて、何とか傍に置いてある時計を見ることが出来た。
その長身はあと少しで頂点に達そうというところ。
私はなのはの手を握っている感触を確かめながら、今まで言わなかったその言葉を言う。

「なのは」
「ん?」

沢山の笑顔と、沢山の愛をくれた君に。
永遠に変わらない、この想いをくれた君に。


「―――ありがとう」




                                              End.



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